大工さんは家を造ります。
そのためにのこぎりの切り方やカンナでの削り方、
とんかちや様々な道具の使い方を習得します。
何年もかけてその技術を習得します。
SE(システムエンジニア)もシステムを構築するために
様々な言語のプログラミングはもちろんのこと、
ネットワーク機器の知識、プロジェクトマネジメント
(=組織の効率的な運営、品質向上の追求等)の
手法、設計手法等すべて必要です。
何年もかけてその技術を習得します。
水泳選手はいかに早く泳ぐかを追求します。
普通におぼれないように泳ぐだけならば普通の人は
1年もあれば十分に習得できるでしょう。
でも、それでお金を得るとなるとそれこそミリ単位の
身体の動きの調整の積み重ね、トレーニングの積み重ね、
精神的強さの訓練等血の滲むような訓練が必要でしょう。
どの職業でも、技術で”お金を稼ぐ”には何年もかけて
磨きあげた技術が必要です。
それに反して単純にモノを仕入れて売る商売などは
”モノを売る”技術は売り上げの貢献にはもちろん
必要ですが、それはあくまで他店との相対的な話で、
基本的にはそのモノ自体の品質・利便性・魅力が
ものを言います。
アフターサービス等はそのお店の付加価値を向上
させるものですが、あくまで売るものは”モノ”であり、
”モノを売る技術”ではありません。
我々の仕事とは売るものが違います。
(ただ、売り方の根本は同じですから誤解しないでください)
・
さて、士業である我々行政書士はなにを売って
お金をいただくのでしょうか?
物理的な”モノ”ではないですよね。
行政書士相手のよくある実務講座の教材は別ですよ。
それは本当のお客様ではなく、新人行政書士が
お客様だからです。
(これは、大量生産可能な実務講座の教材販売を
完全に否定しているわけではありません。あれは
あれでよくまとまっています。ただ、本気になれば
もっと有意義で本質的な知識がもっと短時間で
得られます。その手法は私との初回の無料トーク
でちゃんと教えてあげます(^-^))
ほんとによく考えたものだといつも感心しています。
ねらいどころが素晴らしいです。
ただ、それが本当には役に立たないことを知って
私は売ることはできない、というだけの話です。
楽に儲かったとしても本当に仕事をやっている人に
笑われてしまうのもイヤですからね。
・
我々士業の技術とは、ズバリ
「勉強する能力です」
勉強ができる、というのはよく”頭がいい”と表現
されますが、そうではないのです。
”頭がいい”というのはそんな一面だけのものでは
なく、もっと多面的に評価されるものです。
勉強ができる、というのは簡単に言うとどういうことか
と言うと、「すでにある情報を整理して、正しく解釈して、
必要なときに必要な知識を正確に出力できること」と
なります。
世の中、勉強が苦手な人がたくさんいます。
まぁ勉強をするのがイヤという努力をしないという
低レベルな人も中にはもちろんたくさんいます。
幼少からの自己暗示で、「自分は勉強が苦手」と
思いこんでしまっている哀れな人もたくさんいます。
でも、俗に言う”勉強”ができなくても立派に事業を
進めている人もたくさんいます。
その人たちは活字となっているすでにある情報を
落ち着いて読んで整理するということ自体がイラ
イラしてしまう、答えを早く求めてしまう、という傾向
があります。
そんなじれったい思いをするのだったら知っている人
から話や手法を聞いて、それを体に染み付けるという
作業の方が馴染んでいるという人です。
それも本当の意味で言うと”勉強”なのです。
インプットが活字かそうでないか、だけの違いです。
のこぎりの使い方やカンナの使い方を覚えるのが
”勉強”と言って違和感を覚える人は少ないと思います。
そういうことです。
現代での”勉強”というのは、さまざまな要因から
偏差値主義等で象徴される”わかりやすい”ものと
なってしまっていて、なぜか身体で体得するような
勉強を卑下するような世の中になってきてしまって
います。
偏差値というモノサシじゃないと人を測れないという
言っている時点で、「わたしは人を見る目がないですよ~」
と公言しているに等しいということにその人は気づいて
いませんけど、、、非常に残念なことです。
もちろん、身体を使って仕事をする人も科学的思考を
身につけている方がより効率のよい、より高品質な
仕事ができることは間違いないのですが。
我々は法令、規則、通達、告示、そのほかにもさまざまな
活字による膨大な情報を脳みそにインプットして、それを
解釈し、その思想を理解し、お客様の案件ごとに正しく
適用させる、というまさに
「すでにある情報を整理して、正しく解釈して、
必要なときに必要な知識を正確に出力できること」
を毎回しなければいけないのです。
ベースはそれで、さきほどの”思想を理解”するために
様々な人と現実にそのことについて話し合い、社会の
様々な動向を把握し、また、”お客様の案件ごと”に
最適なルートを選択できるようにするために、業界の
現実の生の声をヒアリングし、情報収集し、さまざまな
お客様の案件を経験し、その蓄積を情報として、
脳ミソの中にオリジナルの知識体系を構築するのです。
それは世界中のどこを探しても見つけられない、
あなた自身の知識体系となります。
すなわち、それは誰にも真似できないものとなります。
あとは、その濃さと量がどれだのものになるか、また
アウトプットの精度の高さとスピードをどれだけ向上
させることができるか、それが究極の目指す方向に
なるということです。
だから、我々士業の売り物は知識であり、もっと
かっこよく言うと”脳ミソ”をお金にしているわけです。
自分の”脳ミソ”の密度と神経回路のスピードを
どれだけ高レベルにできるか、それが士業としての
我々の磨くべき”技術”になるのです。
「行政書士って試験大変なんでしょ?すごいね」
と言われた時、
「我々は脳ミソの中身で対価をいただくのですから
勉強ができるのは単なる技術であり、当り前の
努力の結果なんです。大工さんがのこぎり使える
のとまったく同じくらいの常識レベルなんです」
と普通に言えるくらいになってください。
そこまで自信を持って言えるくらい勉強していれば、
もうなにも怖いものはきっとありません。
どの士業だって同じです。
資格とっただけじゃ弁護士ですら誰の役にも立てません。
そこから本当の勉強を継続して一生し続けなければ
ならないのです。
そうしなければお客様に対して失礼です。
だから、常に勉強し、常にアウトプットし、常に世の中の
すべてのことを分析することが必要なのです。
実務講座の教材という枠で”行政書士の実務”の本当の
枠を勝手に妥協して決めずに、無限の知的活動をする
ために枠を決めることなく際限なく勉強してください。
(足や手だけを売って満足できる人には強要しませんけどね)
本当にお金を頂いていい技術というのはそんな一朝一夕、
数か月でできるはずがありせん。当たり前に考えてください。
ほかの業界はそうです。
ドッグイヤーと言われるSEの世界だって、会社にとって
稼いでくれるようになるのは3年くらい経ってからですよ。
そんな1年も経たないうちにお金を頂いて満足してしまう
ような技術であれば、そんなものは3年後には必ず
チープになっています。間違いないです。
世の中、そんな大量生産できるような教材で勉強しただけで
簡単に儲けられると思わないでください。
そんなの”ちょっと考えれば当たり前”のことですよ。
みなさんは一応”勉強できる”部類の人という肩書で商売
するんですからね、そのくらいの当たり前の構造的問題は
みやぶっていただかないと困りますよ。
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ご興味を持って頂いた方は
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私の経験や想いをぜひ提供させていただき、あなたの行政書士
ライフを素晴らしいものになる方向付けのお手伝いをさせて
いただければ幸いです。